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今の環境をベストに生きる

最近、たまに梶原一騎の「地獄からの生還」という本を手に取っている。



70年代から80年代初頭にかけて漫画原作者として一世を風靡した
梶原一騎が、獄中記や闘病記について記した自伝本である。

獄中での日々を記した章に、「今の環境をベストに生きる」という文章が
書かれている。

人間、不遇な環境や他力本願な状況に追い込まれると、
ついついその時の自分を「仮の姿」と考えてしまい、
生き方が荒れてくるという。

たとえば、留置場で弁護士が問題を解決してくれるまでの
時間を待つような状況になると、その時間が一日も早く終わる
ように願い、看守に怒られても、同房者に嫌われてもかまわ
ないという投げやりな生活になるのだそうだ。

梶原一騎はこのような時にこそ、自分の身の回りの道具を
磨いて慈しんだり、時間を無駄に過ごさないように、肉体・精神鍛錬に
励んだりして、ベストの自分に持っていくようにしなければならないという。




私自身、今現在、
愛犬の大型犬が関節の手術を受けて、回復を待つ状態なのだが、
回復の過程には浮き沈みがあり、ヒヤヒヤさせられる日々である。

事前にわかっていたことだが、手術後、主治医が激務の休養のため
海外旅行に行ったため、今の状態が大丈夫なのか相談する相手がおらず、
あと10日間ほどもどかしい日々が続く。

時には、本当に彼のためにこの手術をしたことが良かったのか?夫婦で
長い不安な会話に陥ってしまう。でも、愛犬にとっても、自分自身にとっても
こうした時間も人生の一部なので、無駄にしてはいけないのだ。

今の環境でベストをつくさなければならない。

それには飼い主が暗い顔をしていてはダメだ。




話は変わるが、最近仕事中にゴルゴ13の深夜アニメを一気に見ている
のだが、ゴルゴ13の一分一秒までベストを目指す生き方は刺激になる。