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極端な行為をしていると人間性が破壊される

最近は政治ニュースが連日新展開があり、ハゲーと叫んだ女性議員の話など面白すぎるので毎日数時間は夫婦でその話題で盛り上がっているが・・・
昨日は、嫁に芸能界でも松居一代がとんでもない事になってきていると教えてもらった。

極端な綺麗好き、極端な前向き、極端な利益追求、極端な出世欲、こういう事を一時の熱狂ではなく習慣にまで高めてしまうと、求道の世界に入るのではないか?宗教で言うと、一種の修行の状態である。

一般的に修行というと、人を高める事と思われがちだが、私が大学時代に読みふけった19世紀イギリス魔術の探究者アリスター・クローリーの「神秘主義」という題名の文章の中で、「悟り」へと至る人間心理の変化の工程が記載されていた。

道を究め無我の境地を追及してゆけば、最終的に制御不可能なほどの我の塊が膨らんで、性格は尊大になり周囲への支配欲は強大になる。献身的に無私に物事を追求すれば、最終的にエゴ(我)がモンスター化してしまうというのは皮肉なパラドックス(逆説)だ。

修行による副産物であるその強大な我を封じ込めるだけの精神の度量や肉体的頑強さ、自分を客観視できる教養や知性がないと、その強大な我は修行者の人格・人間性そのものを破壊してゆくのだ。

自己啓発や宗教的な修行が深入りすると危険だと言われるのはそれがためだ。

最近、梶原一騎原作の漫画がマイブームなのだが、まさに梶原一騎の作品は、この究極的に自己を研ぎ澄まそうと決意した主人公が、道半ばで精神・肉体両面で崩壊してゆく様子を、喜劇・悲劇を交えながら描いている。

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