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中古車買い取り店

ちょっと見栄張りな知人が1年ほど前にドイツのスポーツ仕様の車の中古を250万で買った。
たしか、7年落ちぐらいだったと思う。

親類から安く譲ってもらってその値段なので本当はもっとするのだろう。
(スポーツ仕様の人気車のようだ。)

故障して維持できなくなるのでは?と思っていたが・・・案の定、床に水たまりができるほどの雨漏り。そして、ステアリングコラムに不具合が出てアセンブリー交換で100万の見積もりが提示されたそうだ。見栄で乗る人が多いドイツ車も10年経たずにこんな有様になるのであればハリボテだなと驚いた。

でも本当に驚いたのは、雨漏りもステアリングコラムの不具合も隠して車買取店に持ってゆくと150万で即決で買い取られたという事だ。

おそらくその車はすでに探している人がいて、少々不具合が隠されていてもそんな事はおり込み済みで、すでに買い手がついて確実に利益になる車なのだろう。不具合も納車時に見つからなければそれでいいし、たとえ見つかっても根本修理せずに適当にごまかせば問題にはならないのだろう。

元々中古車は買わない派だが、この話を聞いて、中古車など一見綺麗に見えても絶対に手を出さないと誓った。




もっとも旧車の世界はまた別である。

昔、机を並べてSEとして働いていた人がいたが、元はスーパーカーブームの時にスーパーカーの整備をしていた人だった。

入庫したランボルギーニ・ミウラに女性の霊が出たという。そのミウラは、一度事故で人が死んでいる車だった。
おそらくそのミウラは、今は何億の値がついてどこかの誰かの豪邸のガレージに収まっているに違いない。

別の機会には、バックから追突され助手席の妊婦さんが流産したロータスエスプリ(ニューシェイプ)を、オーナーが保険会社に「人が一人中で亡くなった車なので廃車にしてくれ」と頼んだが、後にその個体(再生された車両)に乗っている人にオフ会で出会ったと言う。さすがに絶句したと言う。

スティーブン・キングの「クリスティーン」のような話は、旧車業界にはいくつもあるのだろう。

いわくを背負いながらも、その魅力ゆえに時代を生き延びてゆくヴィンテージカーもそれはそれでドラマがあって良いように思えたりする。

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