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因習の村 因習の別荘地・・・

「惨殺半島赤目村」という漫画を読んだ。



最近はまってるウシジマ君とは別系統だが、これはこれで傑作。

「惨殺半島赤目村」という横溝正史の伝統を引き継いだ因習ワールドもまた、自分は一般読者以上にリアルに感じる事ができる。

なぜなら、「惨殺半島赤目村」で描かれる、バブル期のリゾート開発が頓挫した島というのは、私が田舎物件を探して右往左往したことのある淡路島とよく似ているし、皆が皆の悪口を言ってる閉鎖社会というのは今私が住んでいる別荘地そのものだからだ。播磨自然高原・・・。

「惨殺半島赤目村」の最初の場面で、僻地医療にたずさわるために赴任してきた医師である主人公は、島の社会が、~派、~派の派閥に分かれていがみ合っており、誰もが表裏を使い分け、やがて一人も信用できる人がいない事に気づく。わたしが別荘地引っ越した当初に接した人々も、「あなたは~派か?」と聞かれるほど、定住者が派閥に分かれて悪口を言い合うおぞましい風習の社会だった。今では裁判や批判ビラまきや総会での怒号うずまく罵りあいにまで発展している。別荘地内にカフェ兼ワークショップを作った人は「金儲けしている」という嫉妬を買って陰口を言われまくっていた。閉鎖社会は恐ろしい。

漫画において突拍子もない設定に見えるものでも、現実もそれに負けじと狂ってるのが日本社会である。なまじっかな設定の平凡な小説よりも、何でもありの漫画の世界の方がリアルに感じてしまう。

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