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書物には、一生それで食えるだけの資産が詰まっている

マーヴィン・トケイヤーの「ユダヤ商法」をトイレで時々読んでいるが、ユダヤ人がいかに書物を大事にしたか書かれている。

情報があふれる社会で人々は忘れているが、書物には、一生それで食えるだけの資産が詰まっているのだ、とふと気づいた。

明治維新のテクノクラートの多くが、外国語に秀でているという脳力だけで大臣にまで上り詰めた人が少なくない。
外国語ができれば、海外の近代兵法書や医学書が読めた。それらの本に精通しているだけで専門家になれた。

実はこの現状は今でも変わっていない。

たとえば、六法全書に精通した人間は法律家として一生食っていける。税法に精通した人間は税理士として一生食っていける。
特定の本に精通しているだけで一生食うに困らない職業は今でも数多くある。

これはよりニッチで細分化された社会の様々なニーズ・分野においても同様なのだとはたと気づいた。

たとえば作家業だが、作家の多くがすさまじい数の蔵書をコレクションしている理由は、作家の多くが書籍のコレクションの中に未曽有の金塊が眠っている事を知っているからだろう。それを知っている人間が作家になれるのだ。

作家業に限らず、世の中の人々の興味の対象となる宝物のような資産が、過去に出版された書物・雑誌の中に眠っている。(とりわけ日本の文化の黄金時代である1980年代の書物の中に・・・)

これからは、徹底的にモノを整理する一方で、私の対象とする分野の書籍群をコツコツと安価に集めてゆこうと思っている。それらの書籍群は、適価で手に入れさえすれば必要箇所だけ撮影してデータとして所有し、手に入れたのと同じ値段で手放す事も出来る。ほとんど出費なく、宝物のような資産にアクセスできるのだ。

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