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パット・ギャレットとビリー・ザ・キッド


~~~~~~英語版予告編のナレーション~~~~~~

ウィリアム・H・ボニー、彼は21人を殺害した。
そうであっても、彼はただのガキ(キッド)だ。ビリー・ザ・キッド・・・

パトリック・F・ギャレット、かつて準州におけるもっとも凶悪なアウトローだった。
だから、実業家たちはギャレットを保安官にした。

パトリック・F・ギャレットにはただ一人の友人がいた。ビリー・ザ・キッド・・・
そして、ただ一つの仕事があった。彼を殺す事。

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サム・ペキンパーの腕がさえわたった時期の作品群、「ゲッタウェイ」「ビリーザキッド/21歳の生涯」「戦争のはらわた」・・・
その中でも「ビリーザキッド/21歳の生涯」は自分がもっとも好きな作品。久々にWOWOWで見た。

ペキンパーにとっても、ビリーとその時代は、彼の育った場所と繋がりがあるゆえに、特別に思い入れがある。ペキンパーはビリーやギャレットの時代の雰囲気がまだ漂う土地に、開拓者の息子として生を受けている。

かつて見たときは、ボブ・デュランの音楽をBGMにひたすら抒情的なイメージが映し出される美しい映画という印象だった。だが、今、大人になってこの作品を見ると、この映画が描くのはパット・ギャレットという大人の男の生きざまである事がわかる。

キッドもギャレットも同じアウトローとして、犯罪に手を染めた仲間である。
だが、ギャレットは年老いて、家畜を襲う一匹狼として生きるよりも、牧場主の世話になる方を選び、かつての仲間を始末するという汚れ仕事を与えられる。

ギャレットは、もっとも危険な類の男である。だからこそ、チザムら牧場主たちの番犬の役割を果たすのだ。だが、心情的にはビリーやその仲間に同情を感じている。その心の葛藤をかかえながら、しかし一匹狼のアウトローとしての威厳を保ちつつ、ビリーとその仲間を冷酷に追い詰め葬り去ってゆく。

その一挙一動の身のこなし、言動、雰囲気、その全てが、数々の修羅場をくぐり抜けて生きのびてきた男だけが持つオーラを漂わせている。細部に渡り、ギャレットと一体化したジェームズ・コバーンの奇跡的な演技。

プロ中のプロのアウトローとして自らを叩きあげてきたギャレットの本物感と絶妙な対比を見せるのが、素人(歌手であるクリス・クリストファーソン)が演じる青臭いビリーと、さらに素人丸出し感がいい味出してるはにかみ屋の道化師ボブ・ディラン。観客は、ボブ・デュランの目を通して、ギャレットとそれに対峙するビリーの生きざまを見届ける。

そして、ギャレットは、ビリー・ザ・キッドという後に伝説になる人物を殺したという原罪を背負って余生を生き、最後は自らも殺されて準州の土に帰る。




少し暖かい日曜日の昼下がりは犬たちをはべらせ大人のオモチャで遊ぶ。

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