人生の長期計画は立てるな ~ 明日のランチの心配をしろ

4回ぐらい読み返しているビジネス書がある。

ユダヤ系トルコ人の実業者の99歳のお爺ちゃんが孫に語った、成功する人生の習慣・心がけのようなものが書かれた本。

そこに書かれている事の半分は、嫁が常々私に言って聞かせてきたことでもある。嫁は経営者の家に生まれて、若い頃は自分でも会社を経営したり、結婚直前は某企業で男も含めた全国の営業部隊の中で記録的な好成績を叩き出す営業マンだったりしたので、いわゆる実業家脳が身についている。

嫁は、人生計画は短期思考で、今日楽しい事、明日楽しいことを考えていつも明るく生きている。一方、犬たちはというと、今楽しい事のみを考えて生きている。老化して、足腰が弱ってきても、とにかく散歩の時は無我夢中で楽しむ。

前述のビジネス書でもユダヤ系トルコ人のお爺ちゃんも語っているのが、人生の長期計画は立てるなということ。遠い将来まで考えれば、迷ったり不安になったりするし、何よりも今現在を基準に考えるので創造的ではなくなる。たとえば工場労働者が一生その工場で働くことを考えて生活すれば、そこからの飛躍は無い。またそうした思考で生活していると、ケチ臭くなったり、人間そのものも薄っぺらく貧相になるのではないか?

人生には、良いミラクルがたくさん起こるし、悪い事(授業料を払わされること)もたくさん起きる。将来のイメージを固定化してはいけないのだ。それは人のやる気を失せさせ、人生を悲観的にさせ不幸にもする。

100%仕事に打ち込んでいる前提だが、人生計画はせいぜい1か月ぐらい先までで良いと老人は言う。一方で、ビジネスの計画は長期的に考えても良い、と言う。

この本にはこの他にもためになることが多いので、その思考が身についていくまで読み返そう。



コメント

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No title

何か分かるような気がします。一度事情があって、当時入居していた公団住宅から出ました。
回りの方は、息子さんだけでもここに残れば、
お安い家賃で都心に暮らせるからと引き留めて下さいました。が・・・
私ね、逆にそれはダメだろう。若い彼の将来を団地生活の中に閉じ込めたくないと思いました。
息子は、一つ二つと山を越えて、古ーい一軒家
購入して、お嫁さんと子供二人で、少しずつ作り替えながら楽しんでいます。
そんなことを思い出しました。
いつも、生活の視点を考えさせてくださって、嬉しいデス^^

Re: No title

コメントありがとうございます。
mimihaさんの子供に対する心遣いはとてもデリケートな配慮があって良いですね。
親の期待通り、息子さんは創意工夫して家族で楽しそうに暮らされていて素晴らしいですね。
長期の人生計画を持つなというのは、35年ローンなどに代表される新築住宅ローンについても言えるかもしれませんね。
仕事や家族といった生きるための本質的な部分のみを重視し、その他の事(住む場所や家など)はその都度それにあわせてゆくというユダヤ人の知恵なのだと思います。