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住む世界と夢見る世界

昨夜、2年ぶりに実家に帰った。
猟場だった千里丘陵を切り開いたニュータウンは、
自分にとって幻想を育んだ場所で、公園の一つ一つに
並木道の一つ一つに魔法が宿っている気がする。

そうだ、この場所ほど魔法を感じる場所はない。
子供時代を過ごしたこの場所はたしかに楽園であった。
だが、その楽園は、公営団地のマンション化によって
さらにいたるところ侵略されていた。あとは、空き地の
徹底的な有料駐車場化。

かつてあった、高度成長期が未来に向かって投げた
幸福な夢の中にまどろんでいるようなけだるさはなくなり・・・・

竣工したばかりの煌びやかな城のようなマンションが
次々に尖塔を天に向かって突き立てている。この侵略は
劣化ではなく、新たなサイバーで幻想的な天空都市の出現である。

楽園は時を経ても楽園であった。そのことにパワーを
与えられた。自分にとってこの場所はパワースポットで
あり想像力の源泉なのだ。

実家周辺があまりに煌びやかに変わっていたので、自分が一人
暮らしして野心をはぐくんだ場所にも行ってみたくなった、
江坂・中津へと新御堂筋線を車で走る。風景が10年前から
まったく変わっていない。逆に不思議な感じがした。

西中島南方・・・ゴクリと唾を飲み込んだ。
変わっていない。空気感もあの時のままで、歩いている人々も
あの時のままである。そこから自分が暮らしていたワンルームの
あった上新庄へと車を走らせる。まったく変わっていない。
10年前どころか15年前の物寂しそうな空気の中にも殺気
立ったものを感じる大阪の下町独特の雰囲気変わっていなかった。

ひさしぶりにストリートの空気にふれて昔のギラギラした自分を
少し呼び覚ますことができた。時々はこういった場所でもっと
ゆっくりと時間を過ごすべきだな。その時間を作っただけのかいはあった。

庭造りが、自分の想像の中にある楽園を展開することであるとしたら、
その想像力の源泉は間違いなく実家周辺で過ごした子供時代の
幻想が元になっている。あるいはヴィスコンティの映画に描かれた
城や町・・・。それらの楽園はリアルに今も存在している。

周りがどんなに荒れ果てようとも、自分の中に楽園を想像できる
かぎり、自分が今住んでいる敷地内にもその魔法に基づいた場所を
確立することができる。

妖精たちが絨毯に閉じ込めた理想郷を好きな場所に開封できるように・・・

「想像されたものはけして失われることがない」
「住む世界と夢見る世界が一体となる」
(クライブ・バーガー「ヴィーヴワールド」より引用)

夜の明石海峡大橋

嫁の誕生日と忘年会をかねて、毎年
この時期に2時間かけて明石の木曽路に
行ってしゃぶしゃぶを食べる。

明石は今の場所に来る前に住んでいた町で、
大好きな場所だ。そして、10年前からあまり
変わっていない。

夜の明石の湾岸は広々していて明石海峡大橋が
眼前に見えて素晴らしい。

だがその憧れは夜の姿に対してであり、
大型犬を飼っている自分にとって昼間の喧騒
と人込みはやはり耐え難いものであろう。

静寂と幻想は、あくまで都市部の夜の顔なのである。

けれど、あと5年ぐらいしたら、月うちの最低5日
ぐらいは明石や神戸で過ごしたいと思っている。
歳を経るにつれて刺激の多い都会にいる時間
が増えて、田舎と都会の両方を楽しむ生活に
なってゆくだろうと思う。

昔、ロータスエスプリで明石と神戸の間の
湾岸を走る2号線を毎週ドライブしていた頃の
ような生活をまた自分の生活に取り入れたい。
車はロータスセブンに変わってしまったけれど
ひなびた播州にはこの車の方が似合ってるかも。

そのような未来を思い描くのも楽しいものだ。

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庭に新たにやって来た住民たち スコップを持つテディーベア

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そして・・・

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ハリネズミ トイプーのつっくんのお気に入りである。

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カップに3本植えたうちの一本の苗 マルコポーロ

白で統一する予定だったが、ヒッチコックの映画に出てくる美女のようなイメージの黄色のバラに心ひかれた。
まどろむような陽光の下で、黄色いバラが咲き乱れる庭園というイメージ。
なにか夢想的で魅惑的な感じがする。

初心に戻る

最近、中学・高校の頃に読んだ小説を読み返したり、その当時はまった作家の読んでない作品を読んだりしている。

映画なども当時見た映画を見直すと、なるほどと思える点が多い。

その流れで、これまた当時読みかじった自己啓発本の元祖とも言うべき、D・カーネギーの「道は開ける」を読み返しているのだが、これほど人生を歩むための知恵が詰まった本はちょっとない。当時、この本に書かれていることを理解し、そのアドバイスを活用して人生を歩んでいたら自分はどれほどの高みに登れただろうかと思ってしまう。だが、20代の自分は頭が悪すぎ、30代の自分は自信家過ぎてこの本を素直に読むことはできなかっただろう。

でも今からでも遅くはない。学ぶということに年齢は関係ないのだ、いや自分のややこしい頭脳が歳を経ることでようやく整理されてきたのではないか?今が学ぶには最適なのだと思いながら、気が向くと、「道は開ける」の要点を文字おこしして仕事中に自動音声合成ソフトで聞いている。これがとても良い循環をもたらしてくれて、仕事の効率も上がった。

また、自分は美大など出ていない全く素人でありながら、いつのころからかグラフィックソフトを使いこなして絵を描く仕事をメインでやっている。過去8年ほど、自分の感性に頼りきって、学ぶということを何もやってこなかった。よく考えれば、仕事を向上させられるような絵やイラストの基礎的知識を教える書籍が世の中には無数にある。それらを取り入れれば、自分の仕事ももっとレベルを上げられる事にいまさらながらに気づいた。

これまた最初からやってればどれだけの高みに今自分がいることだろうと思うが、学ぶ習慣をつけるのは今からでも遅くないのだ。

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なんてことを考えながら生活していると、わくわくしてとても楽しい。年末はこういう気分になることが以前は多かったが、昨年はあまり良い気分の年末ではなかった。今年と来年は良いサイクルに戻れそうな気がする。いや良いサイクルで回してゆかなければならない。

毎日短時間の薪づくり、裏庭で菜園&庭園作り、金属製戦車ラジコンの砲塔を剥離したり、ロータスセブンをいじったり、暇を見つけて趣味も少しづつ楽しむようにしている。退屈が人を疲れさせる。(Dカーネギーの聞きかじり)外構業者の社長さんは少年のように人生を楽しむオジサンだったが、精力的に仕事ができる人は、遊びでつねに自分を活性化することで自分を疲れさせないのだ。

寒さを楽しむ

やっとと言うか、中国山系にも肌寒い季節がやってきた。
例年なら雪がちらつく頃だが、その気配もない。

家の前は日が当たりにくい季節になってきたので、朝~昼過ぎは南側の庭(裏庭)で犬たちと時を過ごしている。

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ひと冬かけてこのスペースを、柵などを統一感あるものにして、雰囲気の良い菜園+果樹園+幻想的な庭にしてゆきたいと思っている。(左側に張り出してきている木は3本のイチジクの一番大きい木。)

最近、毎日やってる作業は、床下のガラクタの整理と掃除、雑木の剪定、枝払い時にたっぷり貯めてある間伐材で薪作り。

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幻想小説家、アーサーマッケンの小説に出てきそうな夕日に染まった田舎の低山の連なり。
夜は、仕事を終えると、室温40度程度にセットしたサウナルームと外気音のバスルームを行き来しながら、クライブ・バーカーの「死都物語」をビールをあおりながら読んでいる。その前は、ペーター・クレーマーの「Uボート・コマンダー―潜水艦戦を生きぬいた男」を読んだ。最近、本を読んで空想力を羽ばたかせるのが楽しい。こんなに本が楽しいのは中学生以来かも。

今日は、昼間、荷物に埋もれていた薪ストーブまわりを掃除して、今シーズン最初の火入れ。

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ゴールドクレストにクリスマス飾り

ゴールドクレストにクリスマス飾りをした。

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ホームセンターで売っていたオールドテラッコッタという商品のキューブ型の鉢が、質感がよくて気に入っている。

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あまった飾りをゲートと、シマトネリコにも。
ゲートにはイルミネーションのデコレーションもしたいと思う。
昔、イタリア旅行に年末に行ったとき、家々がイルミネーションをしていたけど、点滅しないオレンジのイルミネーション。
これが古風な街並みに合って情感があった。自分もそれでいきたい。

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最近の庭。紅葉が散って寂しくなってしまった。土部分は、真砂土を入れてもらっている。
ペットがいるので除草剤などは一切使いたくないので、時々草抜きをしているが、真砂土の性質上、上層に細かい小石が溜まるため雑草はあまり生えてこない。(半年間観察)

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カップ型バージョンのオールドテラコッタも活躍中。これは他に3個手に入れた。

以下は以前、DIYしたレンガ敷きの延長。
プロ施工の部分(左)と質感もなじんできた。
日陰なので、コケが生えてしまう。水に酢を混ぜたスプレーを吹かなきゃならないな。

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物事を考える暇がないほど忙しくしていること

物事を考える暇がないほど忙しくしていることというのが、
精神衛生にとってとても良い状態のようです。

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なので、自分はとりわけ、周囲の環境のことなど
嫌な考えにとらわれているような時は忙しくしている
ように心がけるようにしています。

毎日の庭作業なども、ブロワーを使って落ち葉をササっと
片づけて、買ってあった苗などがあればササッとテラコッタに
腐葉土を入れてササッと植えてしまい、あとからボ~っと
眺めたりすることはやめて、とにかく外に出ているときは
とくに忙しく動くようにしています。

写真はないですが、アムステルダム(赤バラ)と、
マルコポーロ(黄色バラ)となんとかという同じく黄色のバラ
の苗を買っていたので、カップ型のテラコッタにササッと
植えてしまいました。知識がないので、今後どのように
なってゆくのかまったくわかりませんが、うまく育たなければ
少し勉強する時間を作ってみようと思っています。

すでに植えたアイスバーグは肥料がきれたのか、
なんとなく元気がなさそう。枯れてはいません。
ただ家の前の庭は北庭なので家の日陰になって
日があまり当たりません。すこし知識をつけるべきかも。

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写真は、カップ型のテラッコッタにブルーベリーのポットを入れて設置している様子。

毎日の何気ない庭作業ですが、その間は犬たちとともに
外に出ていられるので、犬たちが和んでくれてとても
良い時間を過ごせています。ヘッドフォンをつけて音楽を
聴いているので、周囲の音も気になりません。

フェンスと塀に守られているので安心感もあります。

自分が変えられない環境には適応する。
ただし信念は曲げないし、折れるつもりはないし、
周囲の風潮に流されたり、媚びるつもりも全くない。
自分が変えられる範囲のことはどんどん改善して良くしてゆく。
自分の手に負えないことは少々お金がかかっても専門家に解決をまかせる。
そんな風に事をすすめていきたい。

ここ1か月は波はあるもののそんな精神状態で過ごせています。








木枯らし吹きすさぶ山頂


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今日は朝から、嫁がやっているショップのために、自分の山荘をモチーフにイラストを描いた。

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リーフレタスとイチゴx2
写真にはないが、昨日は、ゴールドクレストをキューブ型のテラコッタに植えた。

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シマトネリコは葉をつけたまま冬を越してくれるのだろうか?
常緑であってくれたらいいな。沖縄原産の木なので、山の厳しい
寒さに葉を落とさないかどうかはまだわからない。

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掃除しても掃除しても落ち葉がいっぱい。あと2週間ぐらいで全部散ってしまうかな?
ゴミ袋に集めて、一部は腐葉土作りに使おうと思っている。

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バンビのシルエットをイラストに描いて、鉄板をくり抜いて
ゲートにはめ込んでもらった。初期デザインはひし形だったが、
楕円にするアイデアは嫁が出した。

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アイアンの魔術師の美意識。
カーブした模様の先端が細くなるように作ってある。

このような細かい拘りが、無機質な鉄を生き生きとしたオブジェに変えてゆく。